不用品回収、「積み放題」や「軽トラックプラン」など分かりやすい料金が多いですね。でも、それって本当に「積み放題」なのか?追加料金なしで対応してくれるのか?また、なぜ「積み放題」で回収きるのか?その実情を、回収歴17年のプロが解説します。
不用品積み放題は、リサイクル可能か、不可能か、その内容で決まる?
回収業者の仕事は、不用品を回収し、それを倉庫に持ち帰って処理していきます。
回収した中身は色々なので、リサイクルできる物や、破損した廃棄物などに仕分けていきます。
リサイクルできる物は流通し、廃棄物は処分料金を支払います。
不用品の中身は色々
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リサイクル品が多く入っていれば、処分料金は少なくなるので、業者側の利益が出ます。
逆に、リサイクル品が少なく、破損した廃棄物が多い場合は、支払う処分料金が増え、利益が減少します。
この事情から、「積み放題」の料金は、リサイクル可能な物が多い方が、お客さんへの請求料金が安くなり、廃棄物が多ければ料金が高くなるのが現状です。
ですが、この現状は、回収者側の事情ですので、料金は適正に提示し、明瞭にするべきでしょう。
でも、まだまだ不明瞭な業者が多く、現場で高額請求される問題をよく聞きます。
回収業者側が、支払うゴミ処分料金について
回収業者が支払う料金は、産業廃棄物処分料金となり、高額です。
回収業者の利益は、
利益=回収料金 ― 経費 です。
経費とは 「ゴミ処分料金+人権費+車代金+家賃、他」です。
この中でゴミ処分料金が、経費の大部分を占めます。
処分料金を、抑えて利益を残したいのが本音です。
そのゴミ料金は、大きく分けると、無料処分できる物と有料処分する物があります。
業者側にとって、処分料金が無料の不用品
- ラックや脚立などの鉄クズ、金属類
- アルミ鍋、フライパン、包丁などの調理器具
- パソコンなど一部の家電商品
- リサイクル、リユース可能な商品など
これらは、商品としてリユース、資源としてリサイクル可能な物です。
なので、業者側の処分料金は無料です。
換金する事も可能です。
これらの物は基本的に積み放題可能が当然です。
これらで追加料金を請求する場合は、怪しい業者です。
金属類は積み放題
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業者側で、処分が有料の不用品
- 木くず、木材
- ガラス破片、植木鉢、プラスチック
- 布団、たたみ
- プラスチック類
- 産業廃棄物
これらの物は、産業廃棄物となります。
他にも色々あります。
廃棄物の処分料金は高額なので、業者側にとっては痛い出費となります。
悪い業者は、この出費分をお客さんに高額で追加請求します。
しかし、良心的な回収業者は、できるだけ、安い料金でお客さんに対応します。
積み放題、料金が安い、不用品のサンプル
積み放題可能、粗大ゴミ
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上の写真では、ゴルフバッグや日用品、状態が正常な家具などで、トラック一杯にに積み込まれています。
このような正常な不用品では、積み放題で、安めの料金で回収できます。
通常、一般家庭では、家具類や日用品はこのような正常な状態です。
中にはリユース可能な商品もあります。
積み放題、料金が高め、廃棄物のサンプル
廃棄物の積み放題は
大丈夫?
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上の写真では、ほとんどが廃棄物の粗大ゴミです。
木くずやプラスチック類、ガラス、布団、袋ゴミ、破損状態の廃棄物、などです。
このような廃棄物は、「積み放題」の料金が高くなりがちなので注意しましょう。
ゴミ屋敷の不用品も料金は高めになります。
積み放題でも事前に見積もりを依頼する
不用品、粗大ゴミの処分、回収を依頼する時は、チラシやインターネットで探される方が多いようです。
そこには安い料金で、「積み放題」や「軽トラックプラン」と表示されていますが、すぐに依頼するのは危険です。
事前に見積もりを依頼しましょう。
見積もり段階でも、信用せずに追加請求について詳しく訪ねる方が賢明です。
- 積み放題は、全ての不用品には適用されず、家電や産廃など例外商品は存在する。
- 例外商品には追加料発生する
- 中には高額請求する業者が多い
- 畳や産業廃棄物など特殊物の追加料金は、高額が多いので、事前に問い合わせしましょう。
- 事前に見積もりを依頼しましょう。
- 追加請求について確認しましょう。
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- ご不用品の写真、家具、家電など
- お住まいの地域、市、町など
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